コケ植物学
嶋村正樹と山口富美夫はコケ植物の研究を行っています。コケ植物は小さく、目立たない植物ですが、世界に約2万種類、日本にも2千種類近く生育しています。4億年以上の進化の歴史を持ち、陸上植物の起源を考える上で、重要な植物です。コケ植物の種多様性、生態、組織のつくり、細胞のつくりについて調べています。
微生物学
守口和基は、生物間の究極の相互作用ともいえる生物間の遺伝情報の伝達(水平伝播)の研究を行っています。中でも細菌と真核生物の間(ドメイン間あるいは超生物界間ともいう)で遺伝子伝達が可能な輸送系について重点的に研究しています。
研究に参加してくれる大学院生、学振特別研究員を広く募集しています。研究室の見学を歓迎します。
NEWS & TOPICS
- 旧植物分類・生態学研究室と植物分子細胞構築学研究室は統合し,「統合自然史科学研究室」となります
- 生物の科学 遺伝 20022年5月号 特集 "コケ植物が語る過去・現在・未来" を監修しました(2022/04/20)
- 植物科学の最前線(BSJ-Review)に植物の中心体と鞭毛に関する総説が掲載されました(2018/10/20)
- 植物科学の最前線(BSJ-Review)にゼニゴケに関する総説が掲載されました(2018/10/20)
- 「新しい植物分類学」(講談社)にコケ植物の分類と細胞分裂に関して執筆しました(2012/8/10)
- 生命誌ジャーナル(JT生命誌研究館)で研究内容が紹介されました(2008/11/28)