沿革と理念

沿革

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本学科・専攻は旧制広島文理科大学を母体として昭和24年の学制改革により広島大学理学部生物学科動物学専攻と植物学専攻として発足したものであるが,その始まり はさらに古く,明治35年創設の広島高等師範学校にさかのぼることができる。国立大学の生物学科の中でも東京大学、京都大学、東北大学に次ぐ4番目に長い伝統と実績 を有する学科である。その沿革と大要を年代順に記すと以下のようになる。

1993年4月の改組によって,それまで学部及び大学院とも動物学専攻・植物学専攻に分かれて教育・研究を行ってきた組織が、生物科学科及び大学院生物科学専攻と遺伝子科学独立専攻という2つの組織になり、二つの専攻が学科教育を担当することとなった。さらに1999年と2000年に、大学院理学研究科の部局化にともない、遺伝子科学独立専攻は数理分子生命理学専攻の生命理学講座に移行した。附属両生類研究施設(現、両生類研究センター)が学科教育に加わり、現在は、生物科学専攻の四つの大講座、生命理学講座、両生類研究センターの教員が生物科学科の教育を担当する。

教育目標

学部教育

広島大学理学部生物科学科の学生は,主専攻プログラムとして「生物学プログラム」を履修する。

生物学プログラムの詳細(以下の7項目)は 生物学プログラムのページ に記載している。


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理学部学生便覧に記してあるとおり、総合・教育、外国語、体育実技、情報関連、専門関連、専門基礎、専門科目の中から、必修、選択科目合計128単位以上修得することが卒業要件である。通常、4年次は卒業研究に専念することになるが、卒業研究に入る(講座配属)4年次より前に、即ち、3年次末までに定められた一定の単位数以上を修得していなければならない。

新カリキュラムでは必修科目の単位数をできるだけ抑え、40近い生物科学専門選択講義と他学科・学部の選択講義に加えて、他大学・研究機関からの非常勤講師の集中選択講義を用意する等自由度がきわめて高く、展開が著しく境界領域を志向する学生の要求にも対応可能としたユニークなグルメバイキング方式である。

研究室配属(卒論)

卒業研究は生物科学科の教育の中で最も重要視されるもので、実際にこの一年間は、その前の3年分に匹敵するほどの教育効果が得られるとともに、研究の面白さと知識・技術を身につけ、大学院進学を本格的に志すようになる。三年次末に研究室配属(卒論)のガイダンスが行われる。できるだけ希望を受け容れているが収容能力は各研究室ともほぼ同じであるので、例年学生数が平均化されるよう努力している。


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